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2021-05-24

気密測定の必要性について

コーラルハウジングでは15年前から木造住宅は全棟気密測定を実施しています。気密性能を示す数値としてC値(床面積1平方メートル当たりに何平方センチメートルの隙間があるか?)を実測にて計測します。具体的な計測方法は機会があればまたお話しするとして・・・当社の基準はC値1.0未満ですが、平均は0.5くらいです。

ちなみに、延床面積(吹き抜けがあったり、屋根断熱や基礎断熱になると体積が増えるので、それを面積に換算するため延床面積よりも大きくなります。)100㎡でC値=1.0なら、家全体の隙間の合計は100㎠(10㎝x10㎝)になります。

H11の省エネ基準では、コーラルハウジングがある姫路市では5.0という非常に甘い基準でしたが、H25の改正で気密性能の基準が削除されてしまいました。削除された理由は分かりませんが、C値はUA値やηA値と違い、1棟ごとに建物の体積(面積)計算をして、現場で計測器を設置して計測しないと出てきません。計測器も必要ですし、資格者も必要なのでちょっと面倒ではあります。。。(写真参照)

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なぜ気密測定が必要か?・・・それは、建築中の建物に気密処理に抜けがないかの確認のためです。しっかり施工監理されていても、やはり現場で複数の人が携わる仕事であるため、何らかの原因で抜けが出る可能性がゼロとは言い切れません。これまでの経験上、屋根断熱、床断熱の場合では気密処理の施工不良の発生しやすい部位として、配管スリーブ周辺、小屋裏の雲筋違の裏側、屋根と壁の取り合い部分、浴室基礎立ち上がり周辺、玄関の基礎土台の取り合い部分などがが挙げられます。

C値は、0.7より0.5の方が0.5より0.3の方が数値的には優れていますが、建物の大きさや形状、窓の種類や性能によります。例えば玄関が引き戸の場合はドアと比べると0.1くらい悪くなる傾向がありますし、サッシの数が多いほど悪くなります。また、建物の面積が小さく形状が複雑であるほど悪くなる傾向にあります。

C値と同じく計測データで気にするのがn値です。この数値が大きいほど大きい穴が空いているということで、その場所を特定して塞ぐ必要があります。逆にC値が大きいのにn値が小さいということは小さい穴が多いということで、それがその建物の実力であり分散する小さい穴を処理するのは難しくなり、建物としての気密処理方法などを見直す必要があります。(計測データご参照)

データ

 

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